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紅葉紀行
其之一、荒倉山 イ、紅葉稲荷神社
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 紅葉が立て籠もり、平維茂に討たれたという「紅葉の岩屋」。それは今も戸隠村と鬼無里村の境にある荒倉山の山中に残る。
 戸隠側から荒倉山を登ると、岩屋の手前に紅葉稲荷神社がある。地元の人によると、これは近年建てられたものらしいが、巨大な岩をご神体としているところから、おそらく元々何からの聖所だったと思われる。神社の体裁を整えたのが近年だということだろう。一般の神社に比すならば、岩屋を本殿として、ここが拝殿に当たるものと思われる。なぜ稲荷なのかはよく分からない。もとからここに稲荷の祠でもあったのだろうか。紅葉との結びつきが不明だが、稲荷神と習合した茶吉尼天(だきにてん、ヒンドゥー教の鬼女ダーキニーが仏教に入ったもので、日本ではその本体が狐の精とされた)に擬せられたものか。

紅葉稲荷神社。岩屋の拝殿のようなものとして、近年建てられた。荒倉山の中腹、岩屋のいくらか下に鎮座。近くには能舞台もあり、秋には謡曲「紅葉狩」が舞われる。

紅葉紅葉稲荷神社の境内。正面にご神体の大岩、左手奥に祠がある。

紅葉稲荷神社入口、左手にある碑文。夜間、特に照明もない場所のため読み取ることはできなかった。この神社建立の由緒が書かれているものと思われる。


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紅葉稲荷神社の場所は左の地図の通り。荒倉キャンプ場のすぐ隣である。また、後日再訪した様子はこちら。ここで行われる「鬼女紅葉祭り」に関してはこちら(第四十六回)こちら(第四十七回)



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