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ロ、服装など
 アイヌ文化の中でも特徴的で印象深いのが独自の民族衣装である。特にその装飾に使われる北方民族的な渦巻模様などは美しく目を見張るものがある。また、パウチ伝説に関係のあるアイヌの人々が使った舟の資料なども掲載した。


アイヌの人々の様々な衣装。樹皮や灌木などの繊維を糸にしたもので編まれている。また、服にあしらわれた模様は母から娘へと伝えられ、家ごとに独自の模様を持っており、それを見ただけでどこの出身か分かるという、家紋のような役割も持っていたという。(静内町アイヌ民俗資料館)

同様にアイヌの人々の民族衣装。下に写っているのは丸木舟と呼ばれる舟で、主に河川や湖沼などで使われたであろう。またパウチ伝説にあるように急流では筏(いかだ)も用いられたことだろう。(平取町二風谷萱野茂アイヌ資料館)

こちらは海での航海にも使われた帆を備えたやや大型の舟。かつては道東のアイヌが青森県の下北や八戸あたりまで交易に出掛けたり、遠くシベリア・黒龍江流域の住民と交易していたというから、その際はさらに大型の舟が用いられたのであろう。(静内町アイヌ民俗資料館)

アイヌの人々が衣装をまとうとこんな感じ・・・? 道内のアイヌの人々が営んでいる土産物店や資料館などでは、こうした民族衣装を貸し出して撮影してくれることが多い。(平取町二風谷かどわき民芸にて、モデルは筆者)



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