狭山田女:割と大きそうな神社だね。
大山田女:日本書紀では、禰疑野(ねぎの)の土蜘蛛、打サル(ウチサル、「サル」は「けものへん」に「爰」)さんを討つために山を越えようとしたところ、山から横向きに雨のように矢が降り注いだために、一旦城原(きはら)へ退却した、とあります。それが現在のこの土地という訳です。
狭山田女:そうだね、それは知ってる。あたし達だってヨドヒメ様に仕える巫女だからね。あれ、よく見ると、神社の前にも小川が流れてるね。楼門の前に石橋が架かってる。
狭山田女:じゃ、お参りしようか。門をくぐって……と。これが拝殿だね。
大山田女:横に長い拝殿で楼門との距離も近いため、上の写真では両端が切れてしまったので、斜めからも撮影してみました、と作者の大宮司が申しております。
大山田女:拝殿の奥に幣殿が建ち、そのさらに奥に本殿が建っています。|
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狭山田女:それで、景行天皇はここで占いをして、軍を整えて、もう一度禰疑野に向かったんだね。 大山田女:ええ、私達もその決戦の場へと向かいましょう。 狭山田女:城原八幡社への行き方は、左の地図を参照してね。 |